AIによる写真自動チェック― テストレポート

ロゲイニングでの写真確認を効率化する新機能「AIによる写真自動チェック」の判定サンプルを公開しました。
判定精度や注意点をまとめていますので、イベントでの導入を検討中の主催者の皆さまはぜひご覧ください。

※ Guild4o様が作成された「夢さん橋」のコースをテストに利用させていただきました。

判定サンプル

スポット1 ー オレンジ色のオブジェ

▼ 例1:ほぼ正しい位置から撮影。明るさ・角度ともに問題なし。正解と判定。判定OK。

▼ 例2:人物が写り込んでいても問題なし。正解と判定。判定OK。

▼ 例3:視点が異なりますが対象物は合っているので正解と判定されました。やや緩めに判定される傾向があります。

スポット2 ー 休憩スペース(黄色いキューブの椅子)

▼ 例1:ほぼ正しい位置から撮影。明るさ・角度ともに問題なし。正解と判定。判定OK。

▼ 例2:間違い写真の例。近くの似た場所を撮影。要確認と判定されました。
※ 要確認と自動判定された場合は、運営者にて目視で判定結果を確定できます。

▼ 例3:これも間違い写真の例です。正しい対象物のすぐ隣にある別の似ているものを撮影しました。正解と誤判定されてしまいました。
※ 運営者にて手動で判定結果を修正できます。

スポット3 ー 伏見稲荷大明神

▼ 例1:鳥居をくぐり見本写真よりも祠に近づいて撮影。鳥居は写っていませんが正解と判定されました。

▼ 例2:見本写真とは別の神社を撮影。間違いと判定されました。判定OK。

▼ 例3:これも見本写真とは別の神社です。鳥居の形はよく似ています。細部の違いは認識されたようですが、正解と誤判定されてしまいました。
※ 運営者にて手動で判定結果を修正できます。

スポット4 ー ノースガーデン(紫色のオブジェ)

▼ 例1:撮影場所は正しいですが、上下逆転(180度回転)してしまった写真です。人物も写り込んでいます。正解と判定されました。判定OK。

▼ 例2:見本写真のすぐ隣にある別のオブジェを撮影。要確認の判定でした。
※ 要確認と自動判定された場合は、運営者にて目視で判定結果を確定できます。

テスト結果のまとめ

アングル・画角には強い
・多少の構図違いでも正しいスポットで撮影した写真はすべて正解と判定されました。

人物の写り込みは問題なし
・被写体の前に人が入っても、判定精度に大きな影響は見られませんでした。

似た景色には要注意
・明らかに別の場所は間違いと検知できた一方、ランドマークが似通った場所では正解と誤判定されるケースがありました。

夜間・逆光・ブレは未検証
・暗所や強い逆光、手ブレ/ピンぼけ条件は今回テストしていません。今後の課題です。

フィードバック募集

実際に使って 「こんな場所でもバッチリだった」「こういう条件で外れた」 など、成功例・失敗例をぜひお聞かせください。


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