NaviTabiアプリに安全管理機能が加わりました。参加者の現在地をリアルタイムで共有し、緊急時にはSOSボタンで即座に運営者へ通知。オリエンテーリングやトレイルランニングなどのアウトドア大会の安全運営を支援します。
2025年10月より実施してきた試行導入プログラムでの現場の声をもとに、安全管理に特化した専用機能としてアプリに組み込みました。
本機能は大会の安全対策の一助となることを目的とし、既存の安全管理体制を代替するものではありません。従来の安全対策を維持した上での運用をお願いします。
主な機能
参加者側
- かんたんスタート:近くで開催中のイベントを自動でお知らせ。ゼッケン番号を入力し、ワンタップで現在地共有を開始できます。
- SOSボタン:長押しで運営者に緊急救護を通知。メッセージ(例:「迷った」)を添えて送信できます。
- ステータス表示:経過時間・バッテリー残量・GPS精度・最終送信時刻を自分の画面で確認できます。
- イベント内メッセージ:運営者からの一斉連絡や、運営者との個別連絡を受け取れます。

運営者側
- リアルタイム地図表示:参加者のGPS位置を地図上にリアルタイムで表示します。
- 参加者一覧:ステータス(SOS/共有中/終了)、バッテリー残量・GPS精度・最終送信時刻・経過時間を一覧で把握できます。
- SOS通知:参加者がSOSボタンを押すと、運営者の画面にポップアップで即座に通知されます。メッセージ内容と位置情報を確認し、迅速な対応が可能です。
- イベント内メッセージ:全参加者への一斉連絡や、特定の参加者への個別連絡を送信できます。

競技種目に応じた画面切り替え
参加者側の画面は、競技の特性に合わせて切り替えが可能です。
| 競技種目 | 自分の現在地・地図表示 | 全参加者の現在地モニター画面 |
|---|---|---|
| オリエンテーリングなど | 非表示(公平性を確保) | 非表示 |
| トレイルランニングなど | 自分の現在地を地図で確認可 | 全参加者の位置をライブ観戦可 |
主な利用ケース
- 未帰還者の最終位置確認:制限時間を過ぎても戻らない参加者の最終位置を地図上で特定
- マップアウトや危険エリアへの進入の監視:競技エリア外に出た参加者を早期に発見
- パトロールスタッフ同士の現在地共有:スタッフ間で互いの位置を把握し連携
- 緊急時の迅速な対応:SOSボタンにより、参加者が自ら助けを求められる仕組み
利用料金
通常のNaviTabiコースと同じ料金体系です。
- 10プレイまで無料
- それ以上はアプリ内課金でプレイ枠を追加できます
料金の詳細は料金プランをご確認ください。
ご利用の流れ
主催者の準備
- NaviTabiでイベントを作成し、安全管理用のコースを設定
- 参加者に利用案内を事前に共有(参加者識別番号の案内を含む)
- 大会当日、運営者画面でリアルタイムに参加者の状況を監視
参加者の操作
- NaviTabiアプリを開くと、近くで開催中のイベントが自動表示
- ゼッケン番号を入力し、ワンタップで現在地共有を開始
- 競技中はアプリの操作不要(バックグラウンドで位置情報を送信)
- 緊急時はSOSボタンを長押しして運営者に通知
- 競技終了後に共有を停止
クイックガイド
準備中
よくある質問
Q. すべての参加者のアプリ導入が必要ですか? A. 各参加者のご利用は任意です。安全管理上はできるだけ多くの参加者にご利用いただくことを推奨します。とくに、道迷いが起こりやすい初心者・中級者クラスや、体力面の不安が生じやすい高齢者クラスでは、積極的な導入が安心です。
Q. 通信圏外が多いエリアでも利用できますか? A. 通信圏外では現在地共有が一時中断しますが、その間もGPSログは端末に蓄積され、通信復帰後にまとめて送信されます。競技エリアの大半が圏外の場合は運用効果が限定的ですが、ところどころに圏外がある程度であれば一定の有用性があります。
Q. スマホ端末の貸出は行っていますか? A. いいえ、端末の貸出は行っていません。参加者各自のスマートフォン(iOS/Android)にNaviTabiアプリをインストールしてご利用ください。
Q. 参加者が競技中にライブ地図を見てしまう心配はありますか? A. オリエンテーリング・ロゲイニングの設定では、参加者側の画面に地図や現在地は表示されません。公平性に配慮した設計になっています。
Q. トレイルランニング大会でも使えますか? A. はい。トレイルランニング向けの設定では、参加者が自分の現在地を地図で確認でき、全参加者の位置をライブ観戦することも可能です。
Q. バッテリー消費はどの程度ですか? A. GPS位置取得の頻度や端末の機種・使用状況によって異なりますが、長時間の競技ではモバイルバッテリーの携行を推奨しています。アプリ内でもバッテリー残量が少ない場合に注意メッセージが表示されます。
スマホアプリの一般的な制約
- 通信圏外では現在地共有が中断します(端末には記録し、復帰後に送信)
- バックグラウンド中の位置取得・送信の継続性は端末・利用環境に依存します
- 位置取得精度は端末・環境に依存します
- スマホ誤操作・アプリ不具合・バッテリー切れ等による停止リスクがあります
- 雨天時の浸水や転倒時の故障・破損などのリスクがあります
これまでの経緯
本機能は、2025年10月に開始した安全管理支援の試行導入プログラムをもとに開発しました。試行期間中に複数の大会で実際にご利用いただき、主催者の皆さまからいただいたフィードバックを反映して、今回の正式対応に至りました。
試行版では既存機能の組み合わせによる運用でしたが、正式版では専用画面・競技種目別の画面切り替え・SOSボタンなど、安全管理に特化した機能を新たに実装しています。
お問い合わせ
ご質問やご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- メールアドレス:info [at] navitabi.co.jp
- お問い合わせフォーム
本取り組みがオリエンテーリング大会などのアウトドアイベントの安全を前進させる一助となれば幸いです。今後もJOA(日本オリエンテーリング協会)とも情報共有のうえ、大会主催者・参加者の皆さまとともに継続的な改善に努めてまいります。
初回掲載日:2025年3月21日(内容は適宜更新します)