油山オリエンテーリング大会でNaviTabi安全支援

2025年10月に福岡市で開催された令和7年度福岡県協会オリエンテーリング油山大会でNaviTabiを安全対策としてご利用いただきました。大会は無事開催され、NaviTabiもマップアウトしてしまった参加者一人を発見し安全を確保するにもお役に立つことができました。運営の福岡県オリエンテーリング協会様からもご評価いただいています。

運営者目線からは NaviTabi の利用は非常に有効であると評価している。NaviTabi の参加者への説明では、最初だけ丁寧に教えればそこまで負担にならず、 NaviTabi 利用による遭難予備軍の早期発見や最終位置の共有などの安全面のメリットが大きく上回った。また、NaviTabi の利用は少人数運営や遭難防止テープなどを設置できない場合などにおいて、運営者の安全対策へのコスト軽減に効果があると実感した

「福岡県オリエンテーリング協会油山大会におけるNaviTabiの使用感について」

NaviTabi利用で特に効果を感じられた点として以下をあげていただいています。

  • マップアウトした競技者をNaviTabi上で発見し、戻ってもらうようすぐに連絡できること。
  • 運営者もNaviTabiを使用しており、設置・試走・撤収時の進捗具合を共有できるようになったこと。
  • スマホの故障、通信障害、急病などよっぽどのことが無ければ、高確率で参加者が安全に帰還してくれることの安心感が大きく、特に少人数運営の場合に大きな精神的余裕が生まれること。

NaviTabiの利用は任意でしたが、大会では携帯電話を必携としていたため、キッズ携帯であった小学生を除く全参加者に利用いただけました。アンケートでは参加者からのフィードバックも概ね好評で、回答者全員が今後別の大会で推奨された場合、NaviTabiを利用するとしています。

参加者がスマートフォンとNaviTabiの利用について好意的であったのは、福岡県のオリエンテーリング競技者の多くがトレイルランニング経験者であったことに起因するかもしれないと、福岡県オリエンテーリング協会は報告書で考察しています。スマートフォンの携行についても、約8割のアンケート回答者が必携でなくともオリエンテーリング大会で携行すると回答しています。また、携行することで邪魔であったり、破損が気になるとして回答者はそれぞれ1名のみでした。

NaviTabiでの安全確保は完全ではないですが、大会の安全性を高めるための安価であり有効な手段の一つであることが実証できたのではないでしょうか。今後もナビゲーションスポーツ大会の安全性向上に貢献できるよう、サービスを続けていきたいと思います。ご利用いただいた方はサービス改善のために、ぜひフィードバックをお願いします。

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