― デジタルナビゲーション技術でオリエンテーリングの革新を推進 ―
2025年10月31日 東京 — GPSを活用したナビゲーションおよびオリエンテーリングソリューションを開発する日本のIT企業、ナビたび株式会社(代表取締役:入江隆、東京)は、オーストリア・オリエンテーリング連盟(Orienteering Austria)との3年間にわたる協力パートナーシップを締結したことを発表しました。本提携により、ナビたびのデジタルナビゲーション技術をオーストリアのオリエンテーリング競技のさまざまな分野に導入し、トップアスリートから初心者まで幅広い層の育成と競技環境の充実を支援します。
本協定のもと、ナビたびのアプリ「NaviTabi」は、オーストリア・オリエンテーリング連盟が推進する「Train with the Champions」プロジェクトにおいて中心的な役割を果たします。このプロジェクトは、教師・生徒・若手アスリートにオリエンテーリングの魅力を伝える教育的な取り組みであり、「GPSオリエンテーリングを通じて、すべての人にナビゲーションの楽しさを届ける」というナビたびの理念のもと、よりインタラクティブで参加型のトレーニング体験を提供します。
すでにナビたびの技術は、オーストリア代表のMTBO(マウンテンバイク・オリエンテーリング)ナショナルチームで活用されており、高い評価を得ています。今回のパートナーシップの一環として、ナビたびは同チームの公式スポンサーとなり、ユニフォームにもNaviTabiロゴが掲出されます。
ナビたび株式会社 CEOの山本英勝は次のように述べています。
「オーストリア・オリエンテーリング連盟との協力を通じ、競技の発展とデジタル化に貢献できることを大変嬉しく思います。私たちはナビゲーションを、あらゆる人のために楽しく学びのあるものにすることを目指しています。この提携を通じて、ヨーロッパの多くのアスリートや若者たちにその魅力を届けたいと考えています。」
このパートナーシップは、歴史のあるスポーツであるオリエンテーリングとデジタル技術の融合を象徴するものであり、トレーニング、教育、そしてグローバルな連携の新たな可能性を切り拓く試みとなります。
オーストリア・オリエンテーリング連盟(ÖFOL)について
オーストリア・オリエンテーリング連盟(ÖFOL)は、オーストリア国内におけるオリエンテーリング競技の統括団体です。フット・オリエンテーリング、スキー・オリエンテーリング、MTBO(マウンテンバイク・オリエンテーリング)の各分野で競技の普及と発展を推進し、世界選手権やヨーロッパ選手権、ワールドカップなど主要な国際大会でオーストリア代表選手を送り出しています。ÖFOLは、選手・クラブ・大会主催者を支援し、公平な競技と自然の中での挑戦を通じて、持続的なスポーツ文化の発展に取り組んでいます。
ナビたび株式会社について
ナビたび株式会社は、2017年に設立され、「街を、プレイグラウンドにしよう」を理念に、GPSを活用した新しいナビゲーションスポーツ体験を提供しています。 主力アプリ NaviTabi は、スマートフォンひとつでオリエンテーリングやロゲイニングなどのアウトドアナビゲーションスポーツを作成・体験できるサービスです。ユーザーは自分でコースを作成し、GPSや写真チェック、クイズ機能を活用して街や自然を探検するイベントを運営できます。 世界48か国以上でコースが公開され、観光・教育・地域イベントなど多彩な場面で活用されています。リリース以来、累計15万ダウンロードを突破し、多くの人々が「街をプレイグラウンドにする」新しい体験を楽しんでいます。 ナビたび株式会社は、テクノロジーと遊び心を融合し、人と街、地域と世界をつなぐ体験価値を創造していきます。
※当社は2025年9月16日付で合同会社から株式会社へ組織変更しました(現在、登記申請中)